「父(70)が実家の隣地に老朽化したアパートを所有・経営しておりますが、
保全・修繕や保険加入などを一切しない・させないため不安です。
万が一の際、家族に責任は生じますか?」
子供は私(26)と姉2人(39)(37)がおりますが、みな別居しており、
実家には身体障害者の母(63)が住んでおります。
昔は母もアパートの掃除や換気、草取りなど手伝っておりましたが、
身体障害者となった現在では実家から一人で出ることはなく、専ら父が管理しています。
アパートは2階建てで各階3部屋の計6部屋あり、
3部屋:空室、2部屋:入居者あり、1部屋:父が自ら居住、という状況です。
父は無職でほとんどの時間をアパートで過ごし、実家に来るのは夕食のときだけだそうです。
ローンについては完済しており、家賃収入(月6.5万円)はそのまま父の懐へ入っています。
父から母へは生活費として月7万円渡しております。
火災保険や地震保険等については一切加入していないようです。
すでに築25年で老朽化が目立ち、火災・倒壊等のリスクがあること、また将来的にも収益が得られる見込みが少ないことから
息子の私としては早いうちに解体したいと思っています。
すでに2階ベランダが腐食しており落下する危険があるため
「せめて最低限の修繕だけでも、私(息子)のお金でいいからさせてほしい」と提案しても、
父は聞く耳を持たず、「金をかけてやるようなことは何もない。最後は地震でつぶれるのを待っている」と無責任なことを申しております。
あまり対立すると過去に家庭内での暴力・嫌がらせに発展した経緯もあることから、
最近では「最低限、自分に飛び火しないようにするにはどうしたらよいか」を考えるようになりました。
具体的に私が想定しているリスクは以下の通りです。
① 父親自身が居住中の過失(部屋内での失火など)での火災による損害賠償
② 腐食した2階ベランダの破損による通行人のケガへの損害賠償
③ 倒壊による入居者・近隣住民への損害賠償
そこでお聞きしたいことは以下の3点です。
(1) 上記の事態が生じた場合、私や母も責任を問われるか。
(2) 問われるとした場合、そのリスク回避の方法は何か。
(3) そのほか、自衛のため今のうちにできることはあるか。
御教示よろしくお願いいたします。
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